大きいものでは約3kg、赤ん坊の頭ほどの大きさに成長する伝統野菜「大中寺いも」。煮ても焼いても揚げてもおいしいお芋をこの機会にぜひ！

d47 MUSEUM第36回企画展「デザイン物産 2025 47都道府県の工夫のデザイン」関連企画として、静岡県沼津特産のサトイモ「大中寺（だいちゅうじ）いも」の採れたての親芋・子芋の即売会を、3日間限定でd47 MUSEUMにて開催します！

「大中寺いも」は、沼津市の大中寺周辺でとれる伝統野菜で、サトイモの一種。大きいものでは約3kg、赤ん坊の頭ほどの大きさに成長します。生産者の高齢化により年々生産量が減少していた中、大中寺の副住職・下山光順さんがイモの生産、販売、そして広報に着手。近隣の複数のレストランとのコラボメニューの提供や、サトイモ焼酎や、それを原料にしたクラフトジンをつくるなど、その活動は多岐にわたります。

一般的に食べることの少ない親芋ですが、大中寺いもの親芋は上品な味わいと扱いやすさが特長。親芋・子芋ともに粘り気が少なく、クリーミーでさまざまなお料理に使いやすいです。本企画では、採れたての親芋と子芋をお好きなだけお持ち帰りいただけます。煮ても、焼いても、揚げてもおいしい大中寺いも。当日は、d47食堂の料理長が考案した親芋の味わいを活かした試食や、親芋を使ったレシピパンフレットをご用意。肌寒くなる季節に向けてお芋料理の幅広さを知ったり、地域で守られてきた食材の魅力を知るきっかけとなればと思います。